vista試用の報告

図１　vistaパフォーマンス

 

こんにちは。今日は先月辺りから無料で配布されている次期OS　

Windows　Vista　RC1について書きたいと思います。

 

今回は普段私がメインとして使っていないメインパソコンに（ﾅﾆｿﾚ）インストールしてみました。

試用したPCの詳細は私のHPのPCコーナーに書いてあります。壱号機です＾＾

簡単なスペックだけあげておきます。

CPU　　　　 ：Intel　Pentium 4　3GHz
メモリ 　　 　：PC4300 1.5GB (DDR2)
チップセット ：Intel 915G+ICH6
ビデオボード ：NVIDIA GeForce 6600 GT GeForce
ビデオメモリ：128ＭＢ

上記のスペックでvistaパフォーマンスを調べてみたところ４．２という数値でした。

（この数値はシステム全体で一番低かったCPUのスコアが、全体評価として適用されています）

図１ではWindows Aero は正常に表示されています。使用感もXPとあまり変わらず、重たいという印象はうけませんでした。最初からOSに入っているドライバの数もすごく増えたようで、TVボード以外はすべて内蔵のドライバで動かすことができました。ソフトも今のところ不具合がでたものはほとんどありません。

TW（オンラインｹﾞｰﾑ）をやってみたところ、チャットで日本語がでなくなったり（全角が使えなくなる）、終了時にINFエラーが出てしまいました。（PCに状態保存ができない）ｹﾞｰﾑはまだ動かすのは無理そうです。

図２　フォルダ

 

図２は動画ファイルの入ったフォルダを開いたときの様子です。ご覧のように、XPよりも少しだけ変わっています。また、XPではDivXをみるのにXvidのMP4乱用コーディックで見ることができたのに、vistaではエラーがおき、見ることができませんでした。しかしDivxコーディックを入れると普通に見ることができました。

図３　デスクトップ全体図

XPのときも、サイドバーはフリーソフトで入れることができました。まあ無駄機能と言えばおしまいですけど、カレンダーや時計などは結構便利だったりします。その他には天気や株価などの表示もできるようです。

図４　デスクトップ全体図

便利かなーと思った点は、下のタスクバーにカーソルを合わせると、中身がサムネイル表示されるとこです。またXPではできなかった、デスクトップでの縮小表示。それが標準でできてました。（画像ファイルなら中身がわかるようなアイコンになってる）

 

 

図５　マイコンピュータ

図６　vistaパフォーマンス

気になるのはvistaになるとどのくらいのスペックを要求されるのか・・ということです。上記スペックでは快適でした。しかし、最近市販のPCはビデオボードがついてない場合も多いですし、メモリも５１２MBくらいでしょう。CPUのパワーはPentium 4　3GHzでも十分快適だったので、最新のものでなくてもよさそうです。

上記の条件にあわせて実験を行ってみました。結果は図６のとおりで、メモリを５１２MBにするとメモリのスコアが４．５→２．９に落ちました。使用感は少し重いかなぁという感じで、快適・・・とはいいにくかったです。そして図６をみてもらうとわかりますが、Windows Aero が作動していません・・・。

メモリを１．５GM\Bに戻し、次はビデオボードをはずして、マザーボード内蔵グラフィックで実験を行いました。チップセットにはIntel 915Gを搭載しているため、内蔵といってもそれなりに動くのではないかと期待していました。しかし・・・実際に測ってみるとAero パフォーマンスが５．４→１．９に急降下。更にｹﾞｰﾑパフォーマンスも４．７→１へ。１って・・・。もちろんWindows Aero も作動していません。

この結果から言えることは、ここ２，３年に市販されたPCではWindows Aero が動作せず、vistaを楽しむことは厳しいのではないかと思いました。

自作の人は、ビデオボードを搭載している人も多く、また今からでも足すことができるので楽しめそうです。しかし、現段階では動かないｹﾞｰﾑなどもあり、対応するのを待つ必要がありそうです。

CPU　　　　 ：シングルコアでも動く
メモリ 　　 　：１GB以上はほしいところ
ビデオボード ：必須

 

以上vistaについてのレポートを終わりますｗｗ